FC2ブログ

対米追従路線は日本のエネルギー資源確保の点で極めて危険な選択

 かつて(現在でも?)、世界の石油産業を牛耳るのは、セブンシスターズと呼ばれる、米英資本の石油会社というのが常識だった。しかし、現実は、かなり異なる。

■石油・ガス企業の生産量、埋蔵量
(単位 生産量=千バレル石油換算/日、埋蔵量=百万バレル石油換算)
1 サウジアラムコ(サウジアラビア)10277/300579
2 ガスプロム  (ロシア)     9550/190061
3 NIOC   (イラン)     5216/293818
4 エクソンモービル(米国)     4323/ 22636
5 ペメックス  (メキシコ)    4302/ 18693
6 ロイヤルダッチシェル(米英)   3914/ 15278
7 BP     (英国)      3659/ 18657
8 PDVSA  (ベネズエラ)   3214/104229
9 ソナトラック (アルジェリア)  3123/ 37133
10シェブロンテキサコ(米国)    2574/ 12205
11ペトロチャイナ(中国)      2550/ 18345
12トタール   (フランス)    2516/ 11299
13KPC    (クウェート)   2358/108911
14NNPC   (ナイジェリア)  2287/ 40052
15ペトロブラス (ブラジル)    2060/ 11772
リンク
 上記の表に見るように、現在、石油・ガス生産のうち、米英資本の占める割合はごく少ない。
 しかも、上位にある、サウジアラビア、ロシア、イラン、ベネズエラ、ブラジルといった国々は、現在、既に反米路線を明確に打ち出しているか、またはアメリカの世界戦略に対して反対の立場にある。
 
 要するに、現在の石油生産の主軸は、反米国が握っている。
 しかも、埋蔵量の点では、さらに反米国の石油資本の割合が増える。

 日本は、米国の同盟国との立場を強めているが、それは、エネルギー・資源の確保という点において、極めて危険な選択であることを意味している。

阪本剛

スポンサーサイト



コメント

海洋開発予算をふやせ

田中角栄の失脚も資源の日本による確保を、水野重雄、今里広樹など財界と
進めることが、アメリカの逆鱗に触れたなどという記事を見た事があるような
今日財界首脳も駐米経験や日米財界人会議メンバーなどアメリカの了解が
ある人が財界総理になるような 盛田、御手洗など過去輸出がアメリカ中心であれば駐米経験は当然だが、うなづけるような話でもある 製造業が雇用の中心であるので、資源確保は大切これには海底資源の活用しかない、造船技術を生かしコスト削減し輪入価格と同等の開発するため、即時大規模な予算をつける
必要がある、と同時にロシア、南米の資源国の輸入を増やし米国に過度な傾きを
直し、やや水平に舵をとる。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)