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同じ教室にいてもバラバラ コロナ下、子どもたちに起きた「分断」

まだまだ、続くコロナの影響、、、
小学校では、友達とお喋りするなど楽しい時間を過ごすハズの給食の時間、黙食が続いている。

引用:リンク

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新型コロナウイルス感染症の影響で、学校現場では今も子どもたちの活動制限が続く。少しずつ緩めようという動きがある一方、感染拡大への警戒感から緩和に慎重な声も根強い。千葉県の小学校の教室をのぞくと、大人のみならず、子どもの間にも「分断」がある実態が垣間見えた

を向かい合わせにして座り、静かに食事する子どもたち。一言も発することなく、カチャカチャという乾いた食器の音だけが教室内に響く――。

 5月下旬の習志野市立谷津小学校の給食の様子だ。同校は新型コロナウイルスの感染が落ち着く中、県内でいち早く「対面での黙食」を取り入れた。全員が黒板の方を向いていた従来のやり方から、制限を少し緩めた。

 ただ、会話できないことに変わりはない。しかも「対面」の実施は月に1回だけ。この日は熊谷俊人知事も視察に訪れたが、子どもたちは互いの目が合った時などに笑顔を見せるだけで、終始伏し目がちに食事をしていた。

「対面での黙食」は、県教育委員会の通知に沿った対応だ。新型コロナの感染防止のために続けてきた教育活動の制限を緩める狙いで4月に出されたこの文書は、対面での給食に限らず、入学式や卒業式への保護者の参加を認めることや、部活動の合宿、修学旅行を実施することなども推奨している。「進もう先へ」。通知の要旨をまとめた1枚紙の表題には、「正常化」を進めたい県教委の意向が強くにじむ。

 だが、その思惑通りに緩和が進んでいるとは言いがたい。給食については、マスクを外して対面で食事をすることに抵抗感を示す学校が多いという。

 千葉市教委は通知を受けて緩和を検討したものの、引き続き「(対面せず)前を向いた黙食」を原則とし、対面での給食は十分に距離が取れる場合に限った例外的な位置づけとした。担当者は「マスクを外す給食は慎重にならざるを得ない」と打ち明ける。船橋市教委も対面をスタンダードとすることには慎重だ。

児童が対面拒む例も

 一方、2年以上も続く活動制限が子どもたちに及ぼす影響を心配する声もある。現在の小1~小3は、会話が弾む給食を経験したことすらない。

 千葉市中央区で2児を育てる母親(45)にとって気がかりなのは、小2の長男(8)の心理状態だ。マスクの着用や手洗いに神経をとがらせ、次男(5)を注意することもある。「子どもが『マスク警察』のようにならないか心配だ」と話す。

 再び習志野市の谷津小学校。対面が認められる中、一部の子どもは黒板の方を向いて黙々と箸を動かしていた。対面に抵抗感を示した場合、従来通りに前を向いて食事することを認めているからだ。保護者ではなく児童自らの意思で対面を拒む例もあるという。

 同じ教室でバラバラの方向を向く子どもたちの姿は、感染対策を巡る「分断」の根深さを象徴している。


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(ウユ)
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