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ウクライナ支援一色のマスコミへの違和感(2)

●国際金融資本に意のままにされるウクライナ

Kan Nishida @KanAugust

ウクライナの不都合な真実:金融編
多くの市民がウクライナの人達のために募金したお金
政府が国民の税金を使ってウクライナへの支援金として用意したお金
このほとんどがウクライナ政府を経由して、国際金融機関への借金返済として流れていく
現在ウクライナの借金は6.7兆円ほど
今年の支払債務は9000億円ほど
半分は欧米の銀行、ヘッジファンド、残りの半分はIMF、世界銀行、ヨーロッパ投資銀行など。
ウクライナは、この戦争がなくてもデフォルトが心配されていたほどの国際金融機関への借金大国。2019年にはGDP比50%だっとものが、2020年には65.4%
2020年の政府債務
ウクライナは東ヨーロッパでトップクラス
ちなみに、ロシアの債務はかなり低い
ウクライナの政府債務(借金)がどんどん積み上がり
破産間近になったとき
2014年にマイダン革命が起き
その後2015年に国際金融機関と債務再編を行い
債権者は一部の借金を免除する
ところが。。。
金融の世界で「タダほど怖い」ものはありません
このとき、ウクライナはヤクザより怖い国際金融機関の債権者に、3つの条件を飲まされました。

1. GDPにリンクした支払い債務

債権者はウクライナにGDPとリンクした支払いをさせる権利を得る。
GDPの成長が4%を超えると、GDP125.4ビリオンドル(約15兆円)を超えた分の40%を払うことに。この支払い権は2040年まで続くとのこと

2. 高い利率 (25%)
この債権は25%の利率ということだが、これを全額完済すると、もとに借りたお金の300%が国際金融機関の懐に入るという皮算用。

3. 国際金融機関優先、国民最後

これはいつものIMF、世界銀行の仕業なのだが、公共投資の削減を含む緊縮財政、民営化、市場の自由化を求められる。これは知る人ぞ知る、発展途上国を永遠に発展途上国にするためのゴールデンルール

国の資源、食糧、人材によって作りだされる富は国民の分けられるのではなく、一部のオリガルヒ(資産家)、国際金融機関へ流れていく仕組み。あまりにも国際金融機関に対する借金がひどいので、2021年後半の時点でデフォルトするかもしれない状況になっていた。2021年、最初の半年の間にGDPの7%もの額の借金支払い義務。そして、残りの後半でさらに同じ程度の額の借金支払い義務。

そして、2月24日、ロシア侵攻。各国政府、民間から支援金が集まる。ウクライナ政府は国内のロシア系資産を押収する。ウクライナは戦争で大変で、海外から支援が必要にも関わらず、海外の国際金融機関へは、現在も毎月借金を返済し続けている。そして、この最中にもIMFや世界銀行は利子と様々な条件のついたお金をさらに貸し付ける。

この戦争で得をするのは誰なのでしょう?もちろん、ウクライナに住む市民ではありません。この戦争によって得する人達がいる、さっさと停戦されると困る人達がいる、というのは忘れてはいけない視点だと思います。

ところで、戦争前には、ウクライナの市民には見えていたようです。この腐敗したシステムから甘い蜜を吸っていたゼレンスキー政権の正体が2020年12月の時点で市民の42%がゼレンスキー大統領を最悪の失望だと言っていたらしいです。市民の想像が及ばないところにいる人達の都合で戦争が起き、彼らの都合で戦争が終わる、もしくは終わらない。いつの時代も変わりません。ウクライナに住む無実の人達の無事と平和を祈ります。

(山澤貴志)
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