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我々を思考停止に導く同調圧力。“考えているつもり”から“考える”への転換が迫られる。

今あなたが取っている行動は、考え抜いた上での行動か?
自分は考えている!!と応えたとしても、それは自分の頭の中で出た答えでしかない。
しかし、会社の人達や地域の人々、日本の社会全体と対象を拡げると、その潮流と外れた瞬間に、“まあ自分の意見としては。。。”と同調圧力に負けてしまう。いくら1人で完璧な答えが出せても、あきらめればいくら正しくてもなかったことになる。

まさに、コロナ騒動がこの「同調圧力による思考停止」を顕在化させた。
このまま思考停止のままでいいのか?永遠にマスク、永遠にコロナのままで子供の未来が明るいか?考えることは山積みである。

これを突破できるのは、『自分の頭で考え続けること。自分たちの頭で考え続けること』しかない。

マスコミの情報も、ネットのデマと言われている情報も、危機感を煽ってくるような噂も、すべてに“これは本当か?なぜそう思えるのか?どう行動しようか?”と考える。ひたすら考える。

そして同調圧力と対峙するだけでなく、家族は、友達は、社会の人々はどう考えているのか?と動き、話し、一体になっていく必要がある。

コロナ騒動で、『同調圧力』と『得体も知れない違和感』が交錯する今こそ、もう一度考えていきたい。



そこで、現代の“考えているつもり”の構造を考えた記事を紹介する。

ーーーーーー引用ーーーーーーーー
リンク https://ddnavi.com/news/185437/a/

『考えてるつもり―「状況」に流されまくる人たちの心理学』(サム・サマーズ:著、江口泰子:訳/ダイヤモンド社)の著者は、偏見やステレオ・タイプ、性別・人種・社会階層についての認識を専門分野とする、社会心理学者だ。彼いわく、この世は “わかったつもり” で、できている。“見たまんま”のちからが、私たちの思考を停止に導くというのである。

 では本書から、ひとつ例をあげてみよう。

 “見たまんま”が効力を発揮するケースに、著名人を起用したCMがあげられる。広告代理店の狙いは、ある分野に優れたセレブは、ほかの分野でも優れているに違いないという、私たちの思い込みを利用すること。マイケル・ジョーダンはバスケ界のスーパースターだ。だから彼が薦める下着も品質のよいものに違いない、と。 “出演者は報酬をもらって商品を勧めている”ことを理解していても、私たちはうっかりその事実を見過ごし、CMを受け入れる。巧妙につくりあげられたその背景を見ようともせずに。

 著者はほかにも、「困っている人を助けるかどうかは、周りを見てから判断する」という責任を霧散させる“匿名”のちからや、誰と一緒にいるかによって自分のアイデンティティが曖昧になってしまい「本当の自分なんてみつからない」“比較”のちからなど、人々が流されやすいさまざまな“状況”を、実際のケースや実験をもとに解説していく。

 「みんなの意見は、いつだって正しい?」―確固たる意志を挫く“集団”のちから― の章は、興味深い。心理学者のソロモン・アッシュが行った実験で、人は答えが明らかに間違っている時でも、周囲に合わせるという結果が得られた。集団内の少数者が、無意識のうちに多数勢力の行動や意見に心理的な圧力を感じ、その影響を受けてしまう。これを同調圧力という。人と人のつながりを強制するSNSは、同調圧力を増長させる温床となっているという指摘もあるそうだ。

 ではなぜ、私たちは背景にある客観的な事実よりも、“見たまんま”の“状況”に流され、それを優先してしまうのだろうか。

 本書によれば、流される方向で捉えたほうが、世界を安定した予測可能な場所として考えることができ、気持ちが楽になるからだという。さらに人は一定距離の対象物だけにピントを合わせて世界を捉え、背景をぼかして見るクセがあるので、よりその傾向が強くなる。

 そうではなく、状況を客観的に把握し、判断を曇らせがちな感情やバイアスを捨てることができれば、人間への本質的な理解が深まり、判断を誤らないための手がかりを見つけられるはずだ。

 しかし、「考えているつもり」でも、人が“状況”や思い込みに左右されるのを回避することは難しい。この世に存在するさまざまな差別や偏見も、実は周囲の思い込みやとりまく環境によって生み出されている。人の意見や考えは残念ながら、“状況”や環境によって簡単に左右される、極めて危ういものなのだ。



カニワ

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