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元官僚が見抜いた、東京の新型コロナ本当の死者数が数倍の可能性2/2

1/2から続きです。

引き続きリンクより転載します。
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■インフルエンザ関連死亡迅速把握システム(国立感染症研究所HP)

それによると、東京は2月の終わりから3月いっぱいにかけて肺炎で死亡した人が非常に多くなっています。閾値と呼ばれる「通常値の上限」を30~40人も超える週が、5週間も続いているのです。この5週間では、例年の平均値よりも300人程度死者が多く、閾値よりも150人程度も死者が多いのです。

本来、今年は肺炎の死亡者は例年よりも少なくなっていないとならないのです。というのも、今年はインフルエンザ感染者は例年よりもかなり少なくなっており、去年よりも30%程度も減っているのです。今年は新型コロナの影響により、マスクなどの感染症対策を施す人が多く、その影響でインフルエンザにかかる人が激減しているのです。

にもかかわらず、東京では2月終わりから3月にかけて肺炎の死亡者が通常値を大きく超えて激増していたのです。

そして3月中旬の週になって急に肺炎死亡者が減っているのです。このデータから推測されることは、2月から3月にかけての数値というのは、新型コロナで死亡した人が相当数含まれているのではないか、ということです。

3月中旬から急に肺炎死亡者が少なくなったのは、3月中旬から日本では新型コロナの検査を本格的に行うようになっており、「新型コロナでの死者が新型コロナでの死者としてカウントされるようになった」からではないか、ということです。

実際に3月中旬以降、東京都の新型コロナでの死者数は激増しています。

政府は、「本当は新型コロナでの死者はもっと多いのではないか」という指摘に対し「死亡した人で新型コロナが疑われる場合は、CTで確認している」と回答しました。

が、新型コロナかどうかというのは、CTだけでは確認できず、PCR検査も必要です。生きている人のPCR検査さえまともにやっていない国で、死者のPCR検査がきちんと行われているはずはないのです。おそらく、政府の発表よりもかなり多くの死者がいるはずなのです。

■韓国のデータとの矛盾

またこの数値は韓国の死者数の数値と比較した場合、信ぴょう性が増します。

韓国では、日本と違って当初からPCR検査を大規模に行ってきました。だから2月から3月にかけて韓国の感染者数は激増し、死者数も増えました。韓国がそういう状態になっているとき、日本ではそれほど感染者数も増えず、死者もあまりいませんでした。

が、3月の終わりから日本が本格的にPCR検査を開始すると、日本の感染者は激増し、死者の数も増えました。つまり、日本では韓国よりも1か月半ほど遅れて感染拡大が始まったのです。そして5月の初頭には、人口当たりの死者の数が、日本と韓国で逆転したのです。

しかし、ここで大きな疑問が生じるはずです。日本と韓国の感染の条件を比較した場合、それほど大きな違いはありませんでした。なので韓国が先に感染拡大し1か月半遅れて日本で感染拡大が始まるというのは、不可思議なことです。

これはどういうことかというと

本当は日本でも韓国と同時期に感染拡大が起こっていたけれど、日本はPCR検査をしてこなかったので、最初の1か月半ほどの感染者数は漏れている人が多い
それに連動して感染後に死亡した人の把握も漏れている
だから日本では当初、韓国よりも死者が大幅に少なかった
と見るのが妥当だと思われます。つまり、インフルエンザ迅速把握システムで公表されている死者の異常値は、新型コロナでの死者である可能性が高いということです。

また政府が公表している死者数だけで見ても、人口比にすれば台湾、韓国に後れをとっていることは明白です。おそらく最終的には、人口比で韓国の数倍、台湾の数十倍の死者となるでしょう。

筆者はこのことをもって、「日本は台湾や韓国よりも劣っている」と短絡的に述べるつもりはありません。

が、この世界的な歴史的な災厄に際し、その処し方において明らかに台湾、韓国に劣っていたことは間違いないことです。台湾や韓国は、世界標準の感染症対策を迅速に行っただけであり、それがアジア人の有利条件と合わさって、好結果につながったといえます。

逆に言えば、日本は世界標準の感染症対策を行っていないということです。そのことは日本人として謙虚に受け止めないと、日本に未来はないと思われます。今、日本の新型コロナ対策をたたえている人は、「本当の愛国心がない人」「現実を見る勇気がなく虚勢を張りたいだけの人」だと筆者は思います。
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転載終了

磯貝朋広 




 
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