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欧州で実行されたロックダウンの真の意図   和三盆 ( 29 )

ヨーロッパの統計が明らかにした「ロックダウンの無意味さ」。しかし、失われたさまざまはもう戻らない

■「我々はこんなことを繰り返してはいけない」
ヨーロッパやアメリカの多くの国では、次第に緩和されてきているとはいえ、ロックダウンや移動の制限などが続いています。

そして、ロックダウン開始から約2ヶ月程度と、ある程度の期間が過ぎたこの数日間、欧米のさまざまなメディアでは、

「ロックダウンとは効果のある対策だったのだろうか」

という内容の「ロックダウンの検証」記事が多くなっています。

私自身は、日本程度の自粛政策でも悪影響しかないと思っているひとりですが、アメリカやヨーロッパの厳格なロックダウンなどは、「人間の健康の保護のためには論外の政策」だと今も思っています。

そもそも、「外に出ない」という生き方がどれだけ不健康なことか。

内容までは書かないですけれど、以下のような報道のタイトルだけでも、太陽に当たらない生活がどれだけ感染症対策に良くないことかおわかりになるのではないでしょうか。太陽は「有効な」ビタミンD を人の体内に作ります。経口のビタミンD摂取は副作用とせめぎ合うほど大量に飲まないと効果的ではないのです。

・巣ごもり、骨が危ない ビタミンD 不足注意 短時間の日光でも必要量 (毎日新聞 2020/05/20)

・【新型コロナ】重度のビタミンD欠乏で死亡率2倍か 米研究報告 (Yahoo ニュース 2020/05/10)

基本的にビタミンDは、太陽光とセットアップしないとあまり意味がありません。
それだけではなく、太陽光は、メラトニンやセロトニンといった重要なホルモン分泌をコントロールしています。これをできるのは「太陽だけ」なのです。長時間、太陽を浴びないということは、考えられないほど危険なことなのです。

(中略)

ロックダウンの最大の難点はこの「健康に悪い」という点です。
どこからどう合理的に考えても、そうとしか言えない。
精神衛生的な面からもです。

(中略)

■ヨーロッパの「ロックダウン実験」の結果がこれだ

ヨーロッパでは、死者の数に関して、およそ3つのグループの国が出現していたことがわかる。

英国、オランダ、スペインを含むグループは、非常に高い過剰死亡率を経験している。

そして、スウェーデンとスイスを含むグループも、通常よりもはるかに多くの死者を出しているが、英国、オランダ、スペインの最初のグループよりは、はるかに過剰死は少ない。

ギリシャやドイツなど、死亡が通常の範囲内にとどまる国もあった。

しかし、この過剰死のデータは、各国の封じ込め措置の相対的な厳格さは死亡率と関係がないことを示しており、つまり、上記の 3つのグループのいずれの国民にも対策の厳格さはほとんど影響しなかったことを示している。

ドイツはイタリアよりもはるかに穏やかなロックダウンを施していたが、ドイツの死亡率はイタリアよりはるかに低く、ウイルスを封じ込めることに成功しているといえる。

全体的な印象としては、ロックダウンと移動の制限は、新型コロナウイルスの蔓延を阻止するためな必要な対策と見なされていた。

しかし、いくつかの国にとっては、感染初期の準備と豊富なヘルスケアのリソースがあるために、厳格なロックダウンを行う必要がなかった面もある。たとえば、ドイツは、近隣諸国よりも優れた試験方法と連絡先の追跡、および集中治療室を備えているため、ロックダウンを緩くすることが可能だった。

当然のことなのかもしれないが、ロックダウンを最も激しくおこなった国は、最も経済的に苦しむことになるようだ。欧州経済の統合された貿易主導の性質を考えると、比較的緩いロックダウンをおこなった国々が実際にどれだけの経済的利益を得られるかはまだわかっていない。

たとえば、輸出主導型のスウェーデン経済は今年 7%縮小する見通しだと政府が発表している。パンデミック前にすでに経済が縮小していたドイツは、すでに不況の中にある。

■ロックダウンの経済的苦痛

データは、新型コロナウイルスへの対応が厳しい国は、経済的にも苦しんでいることを示している。

このようなロックダウン期間の経済データは、数値として表示されてはいるが、パンデミック中に正確な経済データを収集することは明らかに困難で、それを考慮すると、ロックダウン期間の経済データの数値は、今後大幅に改訂される可能性がある。

いずれにせよ、過去数か月が示唆していることは、経済的コストだけが過酷なロックダウンのマイナス面ではないということだ。

新型ウイルスのパンデミックの経験から、私たちが学ばなければならないことは、最も厳格な暴力的なロックダウンに依存するだけではなく、適切なテクノロジーと大規模な試験と追跡を使用して、迅速かつスマートに対応する方がはるかに優れていることがこのデータは示している。

以上、引用おわり
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