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新型コロナウイルスは感染して回復した後もHIVのように「永遠に」体内に残る可能性が医学的研究でさらに強く示される。

「In Deep」 リンク より

◆新型コロナウイルスは「地球上から消えない」とWHOが声明
昨日、世界保健機構(WHO)が、新型コロナウイルスが、「地上に永遠に残るタイプのウイルスになる可能性がある」として、そのたとえとして、エイズウイルス(HIV)を取り上げて以下のように述べていたことが世界中で報じられていました。

●HIVのように、コロナウイルスは決して消えないかもしないと WHO は述べた
世界保健機関(WHO)は13日、新型コロナウイルスが消滅することはないかもしれないとの見解を示し、世界の人々は新型ウイルスとの共生方法を学ばなければならないと述べた。

WHOの緊急事態対応の責任者であるマイケル・ライアン氏は、コロナウイルスは地域社会で別の風土病ウイルスになる可能性があり、決して消えることはない可能性があると語った。ライアン氏は、HIVが消え去ったことがないのと同じように、新型コロナウイルスがいつ消えるのかについての手がかりはないと述べた。

「 HIV が地球上から去ったことは一度もありません。しかし、HIVに感染している人がより長く健康的な生活を送るための方法を私たちは見つけ、われわれはエイズウイルスと折り合いをつけることができています」とライアン氏は述べた。

◆感染した人は一生それと向きあわなければならない可能性
そんな中で、WHO は、冒頭でご紹介しました報道のように、ここに至って、「世界の人々は新型ウイルスとの共生方法を学ばなければならない」
というように述べ始めているようですが、もう今さら…。

要するに、新型コロナウイルスというものは感染力がきわめて強い上に、このウイルス自体が「 HIV の性質を持つ」ということは、以前も書いたことがあるのですが、「感染しやすい上に、感染すると、一生、体内に残る」という可能性が高いことです。新型コロナウイルスが実際にはすでに非常に多くの人たちに感染していることは、世界中の数々の抗体検査で明らかになっていまして、多くの場合が無症状ですので、日本でも相当な数の人たち(人口の数パーセントの感染で数百万人、数十パーセントに達すれば数千万人)がすでに感染して「治っている」可能性が高いです。

しかし、感染した人は「一生、それと向きあわなければならない」可能性があるのです。それだけに、

・ストレスのかからいな生活
・栄養と睡眠
・十分な太陽光

というものを、あるいは「一生気にかけたほうがいい」のかもしれないのです。私たちは、生き方を変更する必要がある段階にあると思います。私は今、以前よりもずっと長時間、太陽光を浴びるようにしていますが、外出できないのなら、ベランダでも屋上でもいいですから、皆様も太陽光をたくさん浴びて下さい。

なお、中国と香港の医師団グループによる「新型コロナウイルスに感染して回復した人たちが、慢性の健康被害を受ける可能性」についての研究の医学記事を最近読みました。それを紹介した記事の概要をご紹介させていただきます。

●新型コロナウイルスから回復した患者たちは、残りの人生で慢性的な健康への影響に苦しむ可能性がある
これまでに、世界中で 160万人を超える人たちが、SARS-Cov-2 (新型コロナウイルス)感染から「回復した」と見なされている。しかし、最初の症状から回復しても、その人たちにとっては、それはこれから始まる多くの戦いの最初に過ぎないかもしれないことが見出されている。

香港と中国の武漢で行われた新しい調査研究では、回復した人たちの多くが、最初に感染してから数か月後に息切れ、疲労、体の痛み等を報告している。そして回復した人たちが、肺、心臓、肝臓の機能の低下に苛まれていることがわかった。

しかし、それは氷山の一角かもしれないのだ。

SARS-Cov-2コロナウイルスは、呼吸器系を超えて人体の多くの部分を攻撃し、目からつま先、肝臓を含む胃腸管、腎臓、神経系、さらには男性の精巣に損傷を与えることが知られている。

医学研究者たちは、症状から回復した患者たちの長期的な健康状態の追跡を始めているが、同様のコロナウイルス(2003年の SARS )によって引き起こされた過去の流行は、その余波が 10年以上続くことを示している。

過去の研究では、 SARS の生存者たちは、その後約 12年間にわたり、肺感染症、高コレステロール値に苦しみ、感染しなかった人たちよりも頻繁に病気になったことが、科学誌ネイチャーに掲載された論文で判明している。

香港のプリンセスマーガレット病院感染症センターは、新型コロナウイルス患者のグループが退院してからの最大 2か月間を監視しているが、退院した生存者の約半数の肺機能のレベルが正常範囲より低いことが見出された。

ウイルスが最初に検出された武漢の 25人の回復した患者からの血液サンプルを調べた別の研究では、新型コロナウイルスの症状の重症度と関係なく、退院した人たちは、正常な機能を完全には回復していなかったことがわかった。

さらに別の研究では、武漢の病院から退院した 70名のうち 66名が、その後の CTスキャンで、肺に異常がある事例が多数見つかった。また、持続的な炎症の結果として回復した後でも、慢性心臓合併症が患者に発生する可能性があることも判明している。

ウイルスの種類により、人々に及ぼす影響にはさまざまなものがあるが、その長期的な影響の幅と持続期間を確定するには非常に多くの研究による定量化が必要だが、現時点では、新型コロナウイルスによる感染症の影響が長期になる可能性を排除することはできない。
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