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緊急事態宣言延長、いつまでズルズルやるつもりか?

外出自粛要請が続く大型連休後半の四日、緊急事態宣言の延長が決まった。人影もまばらな街では、「延長も仕方ない」とあきらめの声が上がり、客足の遠のいた商店街からは「地獄だ」という嘆きも。多くの子どもたちは学校に通えるめどはたたないままだ。

◆街の声 「怖いから延長仕方ない」
JR新宿駅東口周辺は普段の休日より人出は少なかったが、通りにはマスクを着けずに歩く若者たちの姿も見られた。

新宿の様子を見に来たという千葉市の男性会社員(39)は緊急事態宣言期間の延長に「ある程度予想していたが、今日、明日にも倒産してしまう会社が出てしまうのではないか」と懸念した。「通勤電車に乗るのも怖いのに、こんな状態が月末まで続くなんて」と、ため息をついた。

調布市の男性(70)は「連休は毎年、熱海に家族旅行していましたが、今年はキャンセル。コロナが怖いし、延長も仕方ないですね」と話していた。

JR浦和駅前でスーパーの帰り道だったさいたま市南区のアルバイト新井英司さん(70)は「東京の感染者数はまた増えている。緊急事態宣言は夏まで延ばした方がいいんじゃないか」と心配する。 (布施谷航、浅野有紀)

◆自営業者 「開けるも閉めるも地獄」

例年の大型連休は大勢の買い物客でひしめき合う東京・吉祥寺駅北口の商店街。四日の昼すぎ、普段は百メートル近い行列ができる人気メンチカツの店に並んでいたのは四人だけだった。

創業七十三年の干物店を営む入沢勝さん(78)は、手持ちぶさたな様子で店頭に立っていた。「緊急事態宣言が延長しても、休業補償の対象外だから店を開けるしかない」とあきらめ顔だ。花見の時期から大型連休にかけて「売り上げは例年の三割ほど。開けるも地獄、閉めるも地獄だよ」とこぼす。

明かりを落としたそば店内では会議が開かれていた。四月八日から休業で、蓄えは底をつきつつある。

店主の男性(54)は「こんなに早くカネがなくなるとは…」と話す。都の休業補償も「うちじゃ絆創膏(ばんそうこう)ぐらいの効果」という。国の融資を申し込んだが、受け取れるのは六月末。それでも社員には給料を払い続けるつもりだ。「会議で社員にも言ったんだ。愚痴っても始まらない。生き残るためにがんばるしかない」 (中沢誠)

◆子どもを持つ親 「学校再開の方法考えて」

首都圏では緊急事態宣言の延長を待たずに、休校の延長を決める自治体が相次いだ。

東京都渋谷区の専門学校教諭松本健志さん(50)の元に数日前、小学3年の長男(8つ)が通う学校から5月末まで休校を延ばすと連絡があった。長男はうなだれて「友達に会いたい」と嘆いたという。「長期化した場合、政府は感染防止策を徹底した上で学校を再開させる方法を考えるべきではないか」と注文した。

埼玉県入間市の主婦(41)は、小学1年の長女(6つ)に自宅でひらがなの書き取りなどを教えているが、きちんと身につくのか心配だ。「小学校が始まったら、仕事を探そうと思っていたのに。早く収まってほしい」と願った。

小学校1年と3年の男児を育てる相模原市中央区の主婦松川美由記さんは、休校が続くことで「子どもたちの成長に影響しないか不安」と吐露する。宣言後、運動の習い事も休みになり、子どもがのびのび遊べるような市内の公園は駐車場が閉鎖された。思い切り体を動かすことが難しく「子どもたちは自宅で飽き飽きしている」と話す。

千葉県流山市で英語教室を開く岩佐康予(やすよ)さん(41)は、少人数の対面やネットで授業を続ける方針だが、「今後は検温などが必要になるかもしれない」と話す。中学に入学したばかりの長男は動いていないので体力の低下が心配という。「学校再開時、急激な環境の変化がどのような影響を与えるのか」と不安を感じている。

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