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コロナ影響の国別差異について ~S型とL型の違いと、BCGワクチン接種の有無

新型コロナの影響が国ごとに異なる要因について。

すでに昨年S型新型コロナの感染が拡大し、今L型新型コロナが第二波として拡大しているという仮説。また、結核のBCGワクチン接種の有無により、感染や重症化に影響が出ているという仮説が挙がっています。

以下、ドクターシミズのひとりごと(4/4)より。
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日本もアメリカも昨年の段階でS型の新型コロナウイルスが広がっていて、アメリカはそれをインフルエンザと処理していました。感染が広がったS型の毒性はそこまで強くなく、また感染スピードもそこまで早くなく、ある程度ですんでいたのではないかと思います。

日本もアメリカもそのS型で免疫ができる人がそれなりにいたのでしょうが、そこまで集団免疫とはならず、ダラダラと感染拡大が続いていました。そしてアメリカの現在の状態はヨーロッパからのL型新型コロナの第2波に襲われています。しかし、ある程度S型が広がっていたおかげで死亡率がヨーロッパほど高くなっていないのではないかと思います。

日本は中国と韓国からの入国制限を3月9日から始めましたが、その頃にはすでにヨーロッパで急速な感染拡大が続いていました。しかし、ヨーロッパの入国制限が始まったのは19日です。そして、空港の検疫はザル状態で、ほとんどが自己申告であり、自己隔離も本人任せでした。

東京の感染者は3月25日より急増しています。(図はここより)

恐らく、ヨーロッパからの入国者、帰国者がヨーロッパで拡大しているL型の新型コロナウイルスを運んできて、感染が拡大しているのだと思います。

つまり、1月~3月上旬ごろまでに日本で感染拡大していた新型コロナと、現在急増している新型コロナはタイプが違うのであろうと思います。

S型によりくすぶっていた日本国内の感染状況が、ヨーロッパからのL型の拡大で一変する可能性があります。S型で免疫ができていない人を中心に大きく感染が拡大するでしょう。

感染者は爆発的に増加しますが、死亡率はL型なので今よりは増加するのでしょうが、イタリアのようにはならないと思います。(願いを込めて)それはやはりBCGによるのではないかと思います。上の論文の各国のS型、L型を見たときにタイもシンガポールもL型100%です。そうであるのにこれらの国の死亡率はタイとシンガポールではフランスの100分の1以下です。また、BCGを全くやっていなかったイタリアでは100万人当たり243人の死亡率です。フランスの2倍以上です。

BCGをやっていないベルギーは上の論文の中では14人の死亡者です。S型100%です。しかし、現在では1,143人に急増しています。100万人当たりの死亡者数も99人です。フランスと同程度です。恐らくベルギーでは現在L型が急増しているのではないかと思います。

S型はただの風邪、L型はこれまでよりも症状が強いかもしれません。重症化率は大きくは違いがないのではないかと思います。(あくまで率です。人数は感染者が増えれば増加します。)現在状況の悪いスペインの死亡者と重症者を足した数の割合は陽性者の15%です。残りは無症状、軽症、中程度の症状です。

イタリアのデータでは以下のようです。(wikipediaより 省略)

およそ死者の74%が70歳以上です。死者の平均年齢78歳、男性69.2%女性30.8%とかなりの性差があります。死者の入院時の基礎疾患の数では、既存の疾患が0の患者2.1%、既存の疾患が1つある患者21.6%、2つの既存の疾患を持つ患者24.5%、既往症が3つ以上ある患者51.7%となっています。

各年代の死亡率の中国とイタリア、スペインの比較です。(省略)

40代以降、特に60代以降でイタリアでは大きく死亡率が高まっています。若者ではやはりどの国でも死亡率は低いようです。イタリアとスペインの違いはスペインが一時期BCGを行っていたことと関係しているのかもしれません。上の表の数字はあくまで死亡率です。数が増えれば同じ死亡率でも人数は増えてしまいます。

悲観的には思いたくありませんが、恐らく日本はすでに新型コロナウイルスの「第2波」に襲われているのではないかと思います。第1波よりも強力です。1日の感染者数1,000人は目の前でしょう。私自身は大丈夫だとは思っています(50代の死亡率1%の中には入らないとは思っています。)が、わかりません。見えないウイルスが相手ですから。ハイリスクの基礎疾患や高齢者の方、特に男性はこれまで以上に注意が必要かもしれません。
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(リンク)

山水清輝
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