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「マスク」・「手洗い」・「うがいに」に対策効果はあるのか

新型コロナウイルスが萬栄している中、対策としてマスクや手洗い・うがいの徹底が促されている世の中ですが、実態としてどこまで効果があるのか、本当に必要あるのか気になるところです。


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駅でも電車内でも盛んに繰り返されるフレーズですのでほとんどの人がお聞きになられているでしょう。「手洗い・アルコール消毒は感染症対策の基本です」これに「咳エチケット」も加わります。感染症対策といっても、冒頭に新型コロナウイルス対策に関するご協力のお願い、という前提条件がついていますので、ここで言う感染症対策の基本というのはあくまで新型コロナウイルスに対する対策としての基本という意味です。

2009年の新型インフルエンザ騒動の時には「うがい、手洗い、マスク」の励行が声高に叫ばれ続け、そんなものでウイルス感染は防げないと主張した人々は私も含めてバッシングを受けたわけですが、そんなこと言ってるのは日本だけだぞ、という常套手段を用いるうちに、後日「我が国固有の風習であり特に科学的根拠はないため今後は推奨しない」ということで落ち着きました。つまり、「うがい、手洗い、マスク」はもっとも大きな声で流布された「デマ」だったわけです。

ウイルスの場合は、アルコール中で完全に安定なものもいればウイルス粒子の一番外側を覆っている脂質の膜を失うものもいます。脂質の膜をもたないタイプのウイルス、よく引き合いに出されるノロウイルス等はアルコール消毒しても全く平気ということです。インフルエンザウイルスも新型コロナウイルスもどちらも脂質の膜をもっています。ところが、インフルエンザウイルスは空中に漂う時間がかなり長いために空爆で襲ってくる相手に手を洗う地上戦で防御しても防げるものではない訳ですが、新型コロナウイルスは遥かに滞空時間が短く、拡散する距離も限られるため、感染者がいた空間の空気中からはすぐにウイルスが検出されなくなり、むしろ「落ちている」か「付着している」ものが多くなるので手洗い+アルコール消毒を励行ということになっています。

本当に意味があるのかはわかりません。実際に新型コロナウイルスが床に落ちているのを手で拾って、その手で顔を撫でまわして感染するかどうか実験した人の話は聞いたことがありません。一方、空中を漂う時間は様々な検証が行われ、まるで記録を競うように、いや実は〇〇時間も漂っていたぞ、と滞空時間記録の更新が相次いでいます。そんなものは条件が違えば、データも違ってくるのが当たり前で、大体の目安にするしかないのですから、ざっくり1~2時間はまずいるんだろう、で、たぶん、数時間くらいはいると思っていた方がいい、という辺りでしょう。人がやたらと顔を手で触る、とか目からも感染することがある、とか、個々には検証結果が報告されています。では総合的に人の日常環境の中での行動でほんとに手を介して感染するのか、手洗いやアルコール消毒で防げるのか、それはわかりません。逆に、感染防止効果がない証明もありません。だったら手軽にやれることはやっておくか、それが妥当な判断になるのでしょう。なお、アルコールでウイルスが失活という話がよくありますが、アルコールより遥かに強力な薬品で化学処理して通常の仕組みでは感染しなくなったウイルスでさえ、トランスフェクションという現象により感染することがあります。ワクチンの安全対策で大きな問題になることです。 

なおアルコールよりも石鹸の方が威力は大きいのですが、石鹸は残りますから蒸発するアルコールの方が使いやすいです。また石鹸は強力な作用を発揮するまでに時間がかかる、30秒くらいかかることもあります、アルコールの脂質に対する作用は「一瞬」です。また石鹸の場合、温度が低いと威力が落ちる、水に溶けないと効果がないのですが水の中の塩分が多いと効果が落ちるといった弱点もあります。とことん消毒するなら強力な界面活性剤、たとえばSDSなどを用いるとどんなウイルスであろうがたんぱく質の立体構造が崩れてしまいますので通常の感染はしなくなります。ところが強力な界面活性剤になるほどそれ自体が人体に有害ですから、水に溶け、すぐに揮発して後にの残らないアルコールが一番使い勝手がよい、というところです。ちなみに私は花粉症がほとんど治ったのかという位に改善してきているのですが、たまにくしゃみがでることがあります。なのでガーゼやウレタンのマスクをしていますが夜、お風呂に入る時に温かいお湯で純石鹸(脂肪と苛性ソーダだけで作った石鹸)を刷り込んでお風呂を出る時に洗い流し、干しておいたものを使っています。

少なくともインフルエンザウイルスを手洗いで予防というよりは新型コロナウイルスを手洗い+アルコール消毒と言ってる方が根拠性はありそうですが、実際に感染しているケースはある程度以上の時間、至近距離にいて感染者の呼気を吸ったと考えられる場合です。主な感染経路を遮断していることになっているのかどうかは疑問が残ります。害はないんだからやっておきましょうと言われるとやめておけという反論をするまでの根拠はない、という落としどころでしょうか。
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