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武漢発「ウイルスとの戦争」、勝者は中国という皮肉

「中国をアメリカ的な民主国家に覆される前に、アメリカを中国的な社会主義国家にする」このことは、かねてからの密やかな中国の願望だ。
もしかすると中国は、はからずも今回の新型コロナウイルス危機によってそれが成就するかもしれないと、アメリカの状況を注視しているのかもしれない。

BIGLOBEニュースより(リンク)より引用します。

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周知のように、新型コロナウイルスの発生源は中国であり、中国は最初に危機に陥った。だが、少し長いスパンで見たら、中国がさらに影響力を強める世界ができ上ってしまうかもしれない。思い返せば、2008年のリーマン・ショックが、その第一弾だった。中国は、4兆元(当時のレートで約58兆円)も拠出し、その時発足したG20で、アメリカと共に中心的役割を担うようになった。

実際、今回も、いち早く立ち直りを見せている。国家衛生健康委員会の米鋒報道官は、3月12日の会見で、次のように述べた。
「中国国内の累計感染者数は8万793人で、死者は3169人だが、新たな感染者数は、3月1日の202人から11日の15人へと、大幅に削減してきている。5日連続、50人未満だ。また、11日の湖北省以外の新たな感染者数は7人だが、うち6人は境外(香港・マカオ・台湾を含めた海外)からの越境者の感染だ」

中国は2月20日、新型コロナウイルスの感染者数の統計方法を、「NAT(核酸増幅検査)での陽性反応を示した場合」に切り替えた。この検査が複雑なため、以後の患者数が激減した。
だが、こうした「チャイナ・マジック」を差し置いても、やはり中国は、すでに感染のピークを過ぎたと見るべきだろう。そうでなければ、あれほど「危機に臆病な性格」の習近平主席が、「封鎖」されている武漢へ赴くはずがない。

その中国はいまや、二つの「活動」に熱心だ。一つは国内の「復工復産」(工業と産業の復興)である。3月5日に開く予定だった全国人民代表大会(年に一度の国会)は、延期を余儀なくされたまま、いまだ開催日時が発表されていない。習近平主席は、一刻も早く開催を決め、「勝利宣言」を出したいところだろう。

もう一つは、世界に向けて、「正義の味方・中国」を演出することだ。中国メディアの報道によれば、習近平主席は3月12日、国連のアントニオ・グテーレス事務局長と電話会談し、次のように述べた。

「人類は運命共同体である。新型コロナウイルスの蔓延に関して、中国は世界と協力し、世界に重要な貢献をしていく用意がある。すでにWHO(世界保健機関)に対して、2000万ドルの援助を申し出た。中国は国連と協力して、世界の多角主義を進めていく」
 これに対して、グテーレス事務局長は、「中国には今後とも、世界のリーダーシップを発揮してもらいたい」と答えたという。

こうした中国の動きについて、政権の関係者に聞いたら、憤った。

「盗人猛々しいとは、まさにこのことだ。そもそも、ウイルスを世界に撒き散らしたのは中国だろう。中国が『ウイルスとの戦争』というなら、世界中に『戦争賠償』を支払うべきだ。まずは、世界で団結してウイルスを撲滅させるべきだが、それが一段落したら、世界が団結して中国に謝罪と賠償を求めるべきだ」

むろん中国は、世界に謝罪し、賠償するなどという意思はないだろう。それどころか、中国語で言うところの「反敗為勝」(負けを勝ちに変える)を、したたかに考えているはずである。コロナウイルスの動静と共に、国際情勢の動向からも目が離せない。

柏木悠斗
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