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電話世論調査による内閣支持率は信用できない!?

リンクより引用

選挙前になるとかかってくる電話世論調査。最近では、自動音声のものもあり、出た瞬間ビックリしてしまいますよね。…この「電話世論調査」の信頼性について冷静な考察をしています。

●内閣支持率を信じますか?


まず最初に世論調査には……、サンプルの抽出方法・調査方法・質問文と選択肢といった3つの「数字」を左右する要因があります。

日本人は「他人がどう考えているのか?」を気にする傾向が強いので、世論調査が大好き。昔から広く興味をもたれてきました。

サンプルの抽出方法も、最初から選挙人名簿や住民基本台帳を属性別に無作為に2段階で抽出する「層化二段無作為抽出(=ランダム・サンプリング)」を用い、信頼性の高いデータにこだわりました。

ランダム・サンプリングは、統計学的にも妥当性が検証されている手法です。私も修士時代には調査の度に役場に通い、住民基本台帳をもとによくやりました。しかしながらこの手法は手がかかる上に、個人情報保護法の影響で目的によっては台帳閲覧が制限されるケースが出てきました。

そこで世論調査はRDD方式(Random Digital Dialing)に転換。今行われている世論調査のほとんどが、コレです。といってもすべてをランダムにするわけではありません。最初に地域別に分類し、電話番号の下4ケタだけをコンピューターで乱数を発生させるのです。乱数の作り方はいろいろなので、どれを使っているかはわかりません。

ちなみにRDD方式は統計学的には、妥当性や信頼性の確証は得られていません。ですから研究者からは、実体のないものを捉えているとして、「ブルジョア統計学」とも揶揄されています。



ところが1990年代からは、電話方式に転換。最近は自動音声によるものになりました。これはダメです。「面倒臭い」と切る人、電話口の調査員に怒鳴る人……、自動音声だと「ホントに選挙権のある人」なのかも不明。この段階で、完璧に世論調査は「意味なき数字」に成り下がります。



要するに、現在行われている世論調査の数字は、全く信頼できるものではありません。数字に意味はない。その「トレンド(変化傾向)」を見ることだけにとどめたほうがいいかもね~ってことになっているのであります。



八千頭身
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