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多大なテレビ視聴が高齢者の認知症を増加させている可能性がロンドン大学の研究により判明。そして、脳はいつでも「静かな状態」を望んでいる

表題の記事が『In Deep』に載っていました。引用させて頂きます。
リンク
(以下途中から引用)
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テレビは基本的に「騒音」を発していますので、先ほどのような「ずっとテレビがつけっぱなしになっている」という状態は、「ずっと騒音を流し続けている」ということにもなり、これもまた脳に悪影響を与えそうです。

まずは、テレビの視聴の研究についての記事です。
(途中略)

研究を主導したロンドン大学 行動科学健康研究部の主任研究員であるデイジー・ファンコート博士(Dr. Daisy Fancourt)は以下のように述べる。

「テレビを見ることについては、たとえば、ドキュメンタリー等を見ることからの教育や知識的な恩恵や、あるいはテレビを見ることによりストレスが軽減されるといようなラクゼーション的効果の利益もあるかもしれません。しかし、全体的な調査では、50歳以上の成人は、テレビの視聴と共に、それ以外の行動とのバランスをとるようにしたほうが良いと思われます」

ファンコート博士と同僚のアンドリュー・ステットゥー(Andrew Steptoe)教授は、50歳以上の成人を対象とした英国を代表する縦方向パネル研究である「英国 老化の縦方向調査(ELSA)」のデータを分析した。

参加者たちは、2008年から 2009年、2014年から 2015年にかけて、毎日どれだけの時間テレビを見ているかを質問された。また、言語の記憶と、会話の流暢さについての試験を受けた。

参加者たちは、全員、最初の調査の際には認知症ではなく、平均年齢は 67.1歳( 52歳から 90歳以上)だった。43.7%が男性で、72.3%が既婚者または同居者、そして 98.5%が白人だった。

調査の期間の中で、科学者たちは、1日に 3.5時間以上テレビを見ていた成人は、言語の記憶が、平均 8%から 10%減少したことを見出した。
(途中略)

コンテンツ、要するにテレビ番組の内容のことがでてきますが、テレビは「受動的であること」が問題だと思われますので、内容はそれほど関係ないと思われます。

どれだけ知的な番組であろうと、テレビ放映は単なる受動でしかないですので、長く見ていると、やはり認知能力は損なわれていくのではないかと。

逆に、頭の上に下駄を置いたまま八百屋さんのカボチャの上でバレエを踊るために奮闘する老人の生き様を描いたような馬鹿馬鹿しいドラマでも(どんなドラマだ) 5分くらいで終わるドラマなら問題はないのかもしれません。

今回は、もうひとつ海外の記事をご紹介します。
(途中略)

■「静寂」は私たちの脳のために重大であると科学は語る

私たちの健康に対して騒音が悪影響を与えていることを支持する科学的証拠がいくつかある。

世界保健機関(WHO)は、西ヨーロッパに住む 3億4000万人の人々を対象としたヨーロッパの研究に基づいて、その健康上の負担を調査し、定量化した。

それによって、ヨーロッパの住民は、騒音のせいで、毎年、累積的に劇的に寿命を減少させていることがわかった。

また、2011年に科学誌サイコロジカル・サイエンス(Psychological Science)に掲載された研究では、ドイツのミュンヘンの空港で、騒音が子どもの健康と認知に及ぼす影響について調べられた。

研究の中で、米コーネル大学のゲイリー・W・エヴァンス(Gary W. Evans)教授は、騒音にさらされた子どもたちは、騒音を無視するようになるストレス反応を起こしたと述べている。

これらの子どもたちは、有害なノイズを無視するだけではなく、たとえば人から話しかけられたり、アナウンスなど重要な通常の音の刺激に対しても無視をした。

エヴァンス教授は以下のように述べている。

「この研究は、たとえ聴覚障害を引き起こさないレベルの音であっても、騒音はストレスを引き起こし、人間に有害であるという、おそらく最も決定的な証拠の1つとなると考えられます」

私たちは、あまりにも多くの音にさらされすぎているのかもしれない。

■沈黙のメリット
「静寂」が脳に良い影響を与えることがわかった興味深い研究もある。

この研究では、「騒音」と「音楽」、そして「静寂」が、それぞれ脳に及ぼす影響が観察された。
(途中略)

この中には興味深いことがたくさんありまして、その中でも次のふたつは特に興味深いものです。

・人は騒音にさらされると、騒音を含む「音」を無視するようになる
・リラックスした音楽より「無音」のほうが脳はリラックスする

騒音にさらされると、人は音を無視するようになることについては、これも結局、「認知の悪化」と関係することにも思えます。

子どもも高齢者も、騒音にさらされるのは、あまりよくないような感じです。
(途中略)

私たちくらいの五十代前後の世代というのは、「環境に音楽が常にあるような生活が日本で始まった頃」を最初に経験し始めた人たちでした。その頃に小学生とか中学生だったのです。
(引用終り)




匿名希望h
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