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昨今一番めだつのは、マスメディアの劣化のすさまじさではないか

 最近、新聞テレビが機能していないどころか、ないほうがましという状態になって久しいと感じる人は多いのではないかと思います。
紹介記事は2012年のものですが、当時の思いをよくあらわしていると思います。

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以下引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 2011年3月11日の東日本大震災と、それに続いた東電の福島第一原発事故は私たちの国の中枢的な社会システムが想像以上に劣化していることを国民の前にあきらかにした。日本のシステムが決して世界一流のものではないことを人々は知らないわけではなかったが、まさかこれほどまでに劣悪なものだとは思っていなかった。そのことに国民は驚き、それから後、長く深い抑鬱状態のうちに落ち込んでいる。

 政府の危機管理体制がほとんど機能していなかったこと、原子力工学の専門家たちが「根拠なき楽観主義」に安住して、自然災害のもたらすリスクを過小評価していたことが災害の拡大をもたらした。それと同時に、私たちはメディアがそれに負託された機能を十分に果たしてこなかったし、いまも果たしていないことを知らされた。それが私たちの気鬱のあるいは最大の理由であるかも知れない。

 メディアは官邸や東電やいわゆる「原子力ムラ」の過失をきびしく咎め立てているが、メディア自身の瑕疵については何も語らないでいる。だから、私たちは政治家や官僚やビジネスマンの機能不全についてはいくらでも語れるのに、メディアについて語ろうとすると言葉に詰まる。というのは、ある社会事象を語るための基礎的な語彙や、価値判断の枠組みそのものを提供するのがメディアだからである。メディアの劣化について語る語彙や価値判断基準をメディア自身は提供しない。「メディアの劣化について語る語彙や価値判断基準を提供することができない」という不能が現在のメディアの劣化の本質なのだと私は思う。

引用終わり~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この記事が書かれてから6年以上たっていますが、メディアの質は当時よりさらに劣化しており、おそらく新聞テレビは、この先変わるとなく皆がそっぽを向いて消滅するところまで進むのではないかと思います。
その時に私たちが事実を知って判断する根拠を何処に求めることが出来るのでしょうか。




高橋克己
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