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テレビを見なくなった理由~自分自身を振り返って~

 私は日常テレビを見ることがほとんどない。なぜかという理由を追求したことはあまりなかったが、自分自身昔に比べて確実にテレビを見ることが減っている事をよく実感はしていた。私はこの自分の変化をこの投稿を機に振り返ってみたいと思う。

 そもそもなぜ昔はテレビを見ていたのだろう。小、中学校の頃は学校での友達との話題がもっぱらドラマや娯楽番組の事についてであった。自分だけではなく、周りの友達もみんなが見ていた。あの頃は母親に注意されてもテレビの前に噛り付いていたことをよく覚えている。テレビを見ないと友達との会話に取り残されてしまうような不安感もあったが、もちろんテレビを面白いと感じていたのが第一の理由だ。

 しかしなぜ今はテレビを面白いと感じることができなくなったのであろう。家に帰ってテレビをつけてみても、凝視するのではなくただ音が流れているだけ。そしてその内その音さえも雑音にしか感じることができず、電源を切る。これが私の今の現状である。

 過去と現在と何が変わったのだろう。
 テレビは何が変わったのだろうか。
 私がテレビの変化として思いつくのは、視聴率獲得の為に何もかもが大げさに報道されるようになった事、そして虚偽を伝える番組が増えた事くらいである。
 しかし私達のニーズは変化している。一方的な放送、過度な表現、虚偽の情報、そのようなものは何も求めていない。人々は今、人との交流、現実の直視、自ら得る実感や喜びを求めている。

 つまり今、人々は事実を基にした自分も関わることのできる場を求めている。しかしテレビ側はその事に気づかず、注目を繋ぎとめようと更に虚偽をエスカレートして一方的な放送を繰り返す。そしてこの方向の違いは日増しにエスカレートして行き、完全に供給と需要の破談が起こる。もはや自分達が求めているものはもうテレビでは満たされなくなってしまったのだ。

 そう考えていくと人々がテレビ離れをしていることはむしろ当然である。起こるべくして起こってしまった結果なのだ。これからはもう娯楽をテレビに求めるのではなく、自分の手で何かを起こしていかなければ、本当の楽しさや喜び、やりがい、充実感は得られないだろう。その事に気づいた人はもうこのるいネットや、多くの方と意見を交わせる交流会などの参加を始めている。

 私自身、普段何も考えずに過ごしていたらテレビが面白くない理由も何か考えようともせず、終わっていたかもしれない。しかしこれからの時代、受身だけでいるのではなく、自分が主体となって行動して行きたいという願望を持つ人々は更に増えていくだろう。
 そうなれば、つい10年程前まではみんなの情報源であったテレビが全く不必要なものになっていくのではないか、とすら私は感じている。  



小坂真美
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