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寒々しさの中身~「ワールドカップ」フィーバー考察


>先に触れたマスコミ主導の「ワールドカップ」フィーバーに感じる寒々しさも、その土俵上での最先端の感覚である。

このサイトに参加されている多くの方も、同様な実感を持たれていると思います。それはどこからきているのか、少し考えてみました。

結論から述べますと、
人々の意識の深層が私権不全から社会不全へと逆転したにも拘らず、「何の新しい認識も提示できずに、相も変わらず芸能スポーツネタを垂れ流し、愚民化路線を続けるしか能のないマスコミに感じる寒寒しさ」、とりわけ「安易な解脱に流れやすい大衆に弱点に付け入り、経済波及効果=市場の延命を目論むマスコミへの嫌悪感」ということになろうかと思います。

マスコミは、連日「W杯は国民的行事であり、日本人ならこの祭りに参加すべし」という大衆操作をおこないました。テレビや新聞での「熱狂的な」サポーターの報道や、「驚異的な」視聴率の公開がそれです。
その効果は、始まったばかりのころはさほど興味がなかった人も「参加していなければまずいのではないか」と思わせ、ろくにルールも知らないにわかサポーターを急増させている現状からも窺い知ることができると思います。
そして、その人数に比例して、「経済波及効果が上昇、景気回復に貢献。」という欺瞞が語られることになるはずです。

彼らの存在基盤が市場である以上、マスコミの行為は「必要か否か」という我々の判断機能をとことん鈍らせる方向に働きます。
彼らの思惑に飲み込まれる前に判断機能をフル回転させる必要を感じます。


大森義也
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